60年代映画の主人公のようなスタイルに、ブライスを変身させるためのトータルコーディネイトレシピです。
素敵な写真とともにお洋服の作り方、ヘアやメイク、小物などのレシピを掲載。
実物大型紙つきです。
映画好きな著者によるブライスのためのトータルコーディネイトレシピです。
映画の世界をイメージしたブライスが活躍する写真集風作例のほか、お洋服や帽子の作り方もプロセスつきでご紹介しています。
また、マスキングテープを使ったメイクなど、かんたんで今すぐいかせる素敵なアイディアも満載。
見て、作って楽しめる書籍です。
『BLYTHE CINEMA STYLE(ブライスシネマスタイル)』
【著者】OUIOUI ふじもとあや
【価格】 1,800円+税
【発売日】 2015年2月
【出版】 CWC BOOKS
【発行所】 株式会社グラフィック社
【サイズ】 A4変形
【ページ数】 136ページ
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oui oui ふじもとあやさんプロフィール
大手帽子ブランドのデザイナーとして活動後、フリーのデザイナーとしてコンサートや舞台衣装、ファッションショーなどの帽子のデザイン製作に携わる。
お人形の分野では、ブライスのための小さな帽子とお洋服を製作するOUIOUIとして活躍している。
下記の日程で、「BLYTHE CINEMA STYLE」の世界を楽しめる個展も開催!
代官山Junie Moon/1月27日(火)〜2月15日(日)
http://www.juniemoon.jp/
大阪Salon de Junie Moon/2月21日(土)~3月22日(日)
http://sjm.salondejuniemoon.com/
ouioui ふじもとあやさんへのインタビューも合わせてご覧ください♪
Q1: 本書「シネマスタイル」は非常にコンセプチュアルなファッションを特集していますが、主な影響はなんですか?
A1: 一番感受性が強い10~20歳の頃に見た映画です。
その中でも60~70年代の映画から大きな影響を受けていています。
Q2: 女優の研究にあたってどのようなアプローチを取りますか?
A2 :
女優の特徴を掴むために、映画を何度も見返し、女優が載っている写真集もたくさん見て研究しました。
「シネマスタイル」は、写真集として見て楽しむだけではなく、読者が手を動かしてメイクやファッションを楽しんで貰えるように、『コミュニケーション』を意識しています。
難しい技術を使わずに気軽にアプローチできるやり方で、制作に『参加』し『遊んで』もらいたいと思ったのです。
洋服はシンプルで応用の効く型紙を念頭に置きました。
それから、メイクは失敗を気にせず簡単に女優に変身させるには?といったところからマスキングテープを使ったテクニックを考え出しました。
Q3: ブランド名はOUIOUIですが、フランスとフランス映画はあなたにどのような影響をあたえましたか?
A3:
私はフランス映画の中でも特にミュージカルが好きなのですが、色彩あふれる映像、幸福なメロディ、
美しいファッション、心が踊るダンス、魅力的な女優達の美しい姿を見る事で、とても幸せな気持ちになります。
その幸福感は、私の創作意欲を刺激し作品作りに大きな影響を与えてくれています。
Q4: 一番好きなフレンチニューウェーブ映画はなんですか?
A4:
私はゴダールの映画が好きです。
「シネマスタイル」にもゴダールの映画からインスパイアされたものが3タイトルあります。
そして中でも1番好きな映画は、今回カバーにもなっている『女は女である(Une femme est une femme)』です。
主演のアンナ・カリーナの美しさと可愛さが抜群に光っていて、悲劇が多いゴダール作品の中でも
幸福感に包まれているところが好きだからです。
Q5: あなたのブランドを3つの言葉で例えてください。
A5: 「幸福」「笑顔」「愛」
Q6: 映画からもらった影響をどのようにブライスに反映していますか?ブライスは女優ですか、ミューズですか?
A6: 私が映画から影響を受けた美的感覚を、ブライスのファッションやヘアー、メイクに反映しました。
ブライスは、私にとって女優でもありミューズでもあります。
時には、私が制作したドレスやハットを身につけ、様々な姿に変身してくれる女優でもあります。
また、時には沢山の素晴らしい出会い、喜びや幸せを運んでくれるミューズでもあります。